-目に次いで顔の印象を大きく左右するのが口元-

目に次いで顔の印象を大きく左右するのが口元だ。
鏡を見て歯の色に悩みながらも、どうすればいいのかわからない人も多い。
歯科医院で「ホワイトニング」の処置を受ければ白く輝く歯をある程度、取り戻せる。

「上下で歯の色が違うのが気になって…」50代の女性が口をあけると、確かに下の歯が、上の歯に比べて、黄色っぽかった。
実は上が入れ歯。下の歯と色を合わせて作ったが、月日がたつにつれ、下の歯が変色し、他人が見て分かるほどの差になった。

毎日きちんと歯磨きしても、歯の表面には紅茶やコーヒー、タバコによるどうしても落としきれない汚れが付く。様々な歯磨き粉も市販されているが、 せいぜい表面の汚れを少し落とせるかどうか。歯に染み込んだシミをとるのは難しい。
また、年と共に、歯の表面の透明なエナメル質は削れて少しずつ薄くなり、中の黄色っぽい象牙質の色が出る。
時間とともに起きる歯の変色は、完全には避けられない。

「目と同程度」肝心

こうした変色に効果的なのが「ホワイトニング」。歯科医院に通う「オフィスホワイトニング」と自宅でできる「ホームホワイトニング」があるが、原理は同じで、漂白剤を使って汚れを分解する。